横断ダミーテスト装置
 
<概要>

本装置は、専用の埋設したレール内に台車を設置し、これをキャップスタン方式のモーター駆動とした物です。
駆動、制動が制御しやすく安定した速度及び位置制御が可能で、人型、車輌型、二輪車型など試験に応じたダミー形状をご用意できます。
加速、定速、減速をレール内で設定でき、150mのレール長にて最高60km/hでの移動が可能です。
ダミーの発射タイミングは実車走行レーン側に設ける光電センサにより、実車の位置、速度を監視し、実車側からでもリモコンにて制御できるようになっています。
テスト車と衝突した場合の安全面としては、ダミーは軽量の衝撃吸収材を主材とし、衝突時リリース機構と合わせて実車への衝撃をとダミーを極力を軽減する構造です。
 システムインターロックとして、モーター過負荷、センサ異常等を常に監視し、異常・故障を検知後、速やかに、インターロック動作を行い、安全に停止する構造です。


※上記以外の仕様や本装置の周辺機器に付きましてもご相談に応じます。