人工降雨装置

<装置概要>
本システムは、自社開発したチューブノズルを使用し、より自然に近い雨を再現できる人工降雨システムです。
このチューブノズルは、供給水圧・水量、作用反作用など、いろいろな要素により反復運動をします。
また、1条件に固定すると規則性をもった反復運動を繰り返します。
この多種要素反復運動により、自然に近い降雨(不特定場所への滴下)を再現しています。
(特許公開番号:2004_105940)
固定ノズルは、莫大な水量、高圧水、設備を必要とし、自然降雨とはほど遠いシャワーや霧状になってしまう事
が多いと思います。
 
弊社チューブノズルは、小さく、軽く、低圧、低流量そして簡単に設置できますので、粒径、降雨量、降雨範囲
は御使用条件に合わせて様々なレイアウトが可能です。(※一般家庭の水道でも御使用いただけます。)
この簡単な使用条件により、供給設備の簡素化、必要水量の低減、交換ノズルの低価格設定、(主材:ステンレ
ス+シリコン)により、ランニングコスト・メンテナンスコストの大幅な削減及び必要資源を最小限に抑えるこ
とができます。
 

<装置性能>
(屋外型設置型)
・降雨粒径 :約φ1~6mm(標準 約φ2mm)
・降雨範囲 :70m × 3m
・使用ノズル数 :約300ヶ
・設置場所 :道路路側帯に高さ3mで設置
・降水量 :送水ライン3系統(2mm/h、5mm/h、10mm/h)
 
(簡易設置型)
・ノズルスタンド :簡易的に設置ができ、水道水の接続で使用できる形式

※上記は設置経歴ですので、設置規模、用途により臨機応変に対応可能です。


<実用例>
本装置は、降雨範囲の広い定置式とノズルスタンドの簡易型があり用途の規模に合せることができます。
独自のチューブノズルにより自然に近い降雨、粒径、降雨量を実現し、自動車のウィンドウ評価等の乗り物、
建築物、その他屋外で使われる物等の自然の降雨に対する耐久性、耐水性、視認性、感知性を
人工的な降雨を使って調べることができる装置として各分野で使われ始めております。
(小雨から、ゲリラ豪雨を想定した降水も再現できます)

ハウス栽培、ビルの屋上の緑化部の散水、畑、空き地、グランド等に装置の規模をあわせ配置すれば、その場所
における土煙や砂ぼこりを防止するものに適用することも可能です。
(あらゆる自然な雨を想定したTV撮影、映画撮影にもご利用が可能)

また、勿論それ等に限定するものではなく、降雨を必要とする他のすべての場所に適用され、その利用範囲は
広くあり、高圧ポンプを利用し水圧で汚れを落とす等のクリーニング作業にも使用可能となります。








※他、ご不明な点については、別途ご相談ください。