吸着実験用装置
<装置概要>
本装置は、充填物を入れた3本の吸着管を、加熱及び冷却した状態で3種類の原料試料(油脂)を
通過させ、試料として自動1系統、手動2系統で採取する装置です。
さらに実験後のパージ用(クリーニング用)として窒素とエアーの2種類を各々供給できます。
3種類の原料試料、窒素、エアー、吸着管3本、試料採取3系統、排液・排気の流通経路は自動で
自在に選択できる構造と制御を有する装置です。
 
<仕様>
・実験 温度     :常用 10℃ ~ 最大150℃
 パージ温度     :常温     ~ 最大700℃ (3ゾーン カンタルヒーター)
 
・原料試料流量    :1 ~  20 m/min
 窒素・エアー流量  :4 ~ 200 m/min
 
・使用圧力      :大気圧 ~ 最大0.98MPa
 
・使用媒体      :n-ペンタン、ガソリン、灯油 など
 
・制御        :12インチ タッチパネル搭載

            パーソナルコンピュータとの連動による 遠隔集中監視・計測 及び 

            実験工程のプログラム運転入力
 
・その他       :自動冷却オートサンプラー(最低温度 10℃)
            シリアル通信制御定量ポンプ ×9台
            防爆換気ファン 及び 可燃性ガス検知器 搭載
            試料切換バルブ(エアオペレート式) ×89台
 
※他、ご不明な点については、別途ご相談ください。